March 10, 2012

ANA Hotel, Kyoto Postcard 1





京都は二条城前にあるホテルです。
1970年代を色濃く残した場所で
わたしは気に入っています。

このホテルとは全く関係ない話になりますが
今日は松山ホステス殺し事件の福田和子の命日です。

ある日、京都出身の友人と
福田和子の話になったのですが、
逃亡していたときに金沢のバーで
客や雇い主に対して「京都の料理屋の娘」と
詐称していたそうですが、
彼女が客のひとりに
「実はあたし… 京都の料理屋の娘なんです
辛くて、家を出てきたんよ~
親の決めた相手と結婚したんやけど
無理矢理一緒にされて… それでここに逃げてきたんよ~ 」
と言っていたそうで
このセリフを彼女にモノマネをしたら
京都出身の友人がすかさず
「~きたんよ~ 、~したんよ~ って
伊予弁まるだし.....どこが京都の料理屋の娘なの.....」
と冷静に突っ込まれました。

福田和子の息子さんが逮捕後に
「母が犯した罪はどうしようもない。
被害者や遺族の方には大変申し訳なく思っています。
でもぼくにとって大好きな尊敬できる母です。
将来、出所後は一緒に住みたいと思っていて、
妻もそのことは了解しています。」と堂々と証言。
しかも「子供の頃はいい思い出しかない」と証言したほどに
彼女を愛しているのです。
もちろん、実の子どもというのもあるのでしょうが
事件が事件だけに彼女を本当に愛していないと
上記の言葉はなかなか言えないと思います。

他にも、情状酌量を求めて署名活動をした人や、
彼女に有利になるべく証言をした人も
多数いることを知った時に
もしも彼女が普通の家で生まれていたなら.....
刑務所で性犯罪に遭わなければ.....
もっと違った人生があったんじゃないかと思いました。

もちろん、殺人はいけないことですし、
絶対にしてはいけないことです。
それに、物証があるので、
殺人に関してはどう考えても黒なのも
理解はしています。

それでも、不思議だったのは、彼女が殺人に関して
ほとんど自供をしないままに裁判が結審してしまったこと。
しかも、収監後にしばらくして病死したので
もう、本人の口から何も聞くことは出来ないのです。

個人的に、いろいろと疑問が残る事件で
いまでも折に触れ考えてしまうのです。

合掌

京都全日空ホテル
604-0055
京都府京都市中京区堀川通二条下ル土橋町10番地
Phone 075-231-1155
Facsimile 075-231-5333
E-Mail info@ana-hkyoto.com
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ANA Hotel,Kyoto
NIJOJO-MAE
HORIKAWA-DORI
KYOTO, KYOTO, 604-0055
JAPAN
Phone +81-75-2311155
Facsimile +81-75-2315333
E-Mail info@ana-hkyoto.com
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