March 11, 2010
Japan Airlines Kyoto Postcard
郵便番号が5桁ですから、
かなり前の日本航空の京都のポストカードです。
この頃は京都駅にあったチェックインカウンターで
香港同様にシティチェックインが出きたのです。
でも、「利用者が振るわず」に廃止されました。
日航利用者+特急はるかに限定しては
利用者が伸びないのは当然ですよね.....
京都だけの話ではないのですが、
日本の空港や空港連絡鉄道は、
空港から「出発する日本人」の事しか考えていないような。
成田空港の設計もそうですし、(到着フロアの貧相さ!)
成田エクスプレスの予約制度や
駅の切符の販売機の操作方法、(選択+液晶タッチ式は使いにくい!)
リムジンバスの切符のわかりにく〜い買い方。
わたしが世界で一番進んでいると思う
香港の空港連絡鉄道「AEL」とは全然違います。
まず駅の設計からして成田とは大違い。
空港の構造に合わせて駅ホームが上下2段式になっていて、
到着客と出発客の動線がぶつかることがありません。
空港の到着ロビーを出ると段差なしに駅の出発ホームへ。
空港駅には改札口がありませんから
12分間隔で次々と来る電車に切符を買わずに乗ることが出来ます。
事前に自動券売機、インフォメーションで切符を買ってもいいのですが、
切符を買っていない人は着駅で精算をすればいいのです。
カウンターではクレジットカード、香港ドル、
米ドル、ユーロ、人民元、日本円の現金も使えます。
電車には荷物置き場もありますし、
前後の間隔が広いので
不安な場合は座席まで荷物を持参することも可能。
座席は二人がけクロスシート。
停車駅は郊外の「青衣」、九龍サイドの「九龍」、
香港島サイドの「香港」この三駅のみですから迷うこともありません。
また駅からは「無料」で主だったホテルへの接続バスが運行されています。
帰国時は香港駅と九龍駅で24時間前から
北米線を除く全社全路線のチェックインが可能。
荷物を預けることも可能ですから非常に便利です。
受付の締切は出発90分前まで。
もちろん、空港到着後は段差がないまま出発ロビーへ。
観光で食べて行く香港の心意気を感じられますよね。
今回はAELのPRのページではありませんので、
この辺にしますが.....
日航も下らない意地を全日空と張り合っている場合じゃない。
二社で協力して空港整備なりサービスを提供をしないと.....
飲み物をお茶と水だけにして予算浮かそうとか
ケチなこと言う前にする事がいくらでもあるのに。
政府も下らない空港をさっさと廃港にして拠点空港を整備すべき。
少なくとも静岡、佐賀、福島、茨城は不要。
最初は予算もいるだろうけど、
維持する予算だって膨大でしょう。
羽田をハブに!とか夢みたいなこと言う前に
もっと出来る事がいくらでもあると思います。
日本航空は大企業!全日空もいいと胡座を掻いている間に
日本航空はおかしくなって、会社が存続出来るかどうかも不明。
そして地方のお客を大韓航空とアシアナ航空に
根こそぎ奪われているのは皆様ご存知の通り。
今こそ利益の出ている国内線も安穏とはしていられないはず。
最近は搭乗前の警備の厳しさに嫌気が差している人も多いから
国内線は新幹線に流れているひとが多いし、
米国線こそビジネスクラスは日系に軍配が上げるでしょうが、
マイレージ目的のリピーターは米系にとっくに逃げています。
欧州線は欧州系の方が路線網が充実していますし、
勝負になりません。
アジアの路線を日系はかなり軽視しているので、
地方の客は前述の大韓航空とアシアナ航空、
成田発はキャセイパシフィックとシンガポール航空、
バンコク線はタイ航空と値段の安い米系に
そのうちお客をごっそり持っていかれるでしょう。
どうもビジターの視点で物を考えることが、
日本の交通機関や公共施設に欠けているように思えます。
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