October 16, 2010

Solomon R. Guggenheim Museum




今日はホテルの話から話題を変えましょう。
わたしはミッドタウンに住んでいたのですが、
週に1度か2度食事をしにこのエリアに行くことがありました。
アッパーイースト全体にいえるのは
わたしの住んでいたミッドタウンなど話にならないほど
シックで優雅。
それこそ歩いてるだけでうっとりするような.....
同じUptownといっても
イーストとウエストではまったく違うんです。
当然、イーストの方がアッパーです。

たまにいくレストランではJacqueline Kennedyが
よくひとりで食事をしていました。
ニューヨークには有名人を見ても決して
騒がないという不文律がありますが、
我が家でもそれを守り黙っていました。
たまに田舎から頑張って来たような
オマハライクな家族に写真を一緒に〜なんて
言われて彼女が対応しているのを見ると
可哀想に思えてきました。

子どもながらに思っていたのですが、
彼女は素敵な洋服を着ているし、
スタイルだっていい。
もちろんお金もたくさんありそうだ
彼女が世界的に有名な人だとわかってはいるけど、
どうも幸せそうに見えませんでした。

彼女が住んでいたのはグッゲンハイム美術館の隣組。
ここはニューヨークでも屈指の地価を誇るエリア。
不動産が下がったといわれるいまでも
彼女の住んでいたCoopは驚くなかれ
$32,000,000(27億円)+月々1万ドルの管理費.....
それに固定資産税が高いので
日本の小金持ち程度にはまず住めないのです。
しかも、お金の面でクリアしても
Coopは住民全員の賛成がないと住めないので
恐らく、有色人種に門が開くことはないでしょう。

グッゲンハイム美術館は建物も有名で
観光で見に行く人が多いと思います。
この美術館の特徴として見学のルートをあげたいと思います。
まずエレベーターで建物の最上部に上って、
通路の壁面に掛けられた作品を見ながら順路を進んでいくと
自然に階下へ降りるようになっているのです。
このシステムを採用している美術館はまずないですよね?
個人的には便利なシステムだと思うのですが、
ライトの建築自体の自己主張が大きすぎるとか、
床が傾斜しているせいで鑑賞者が落ち着かないと、
批判を受けているのも事実です。
それでも、個人的には周囲の雰囲気もセットで
評価できるし見に行く価値はあると思います。

Solomon R. Guggenheim Museum
1071 Fifth Avenue
New York, NY 10128-0173
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Website

Jacqueline Kennedy Onassis Home
1040 Fifth Ave.
New York, NY 10128
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Real Estate

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