February 9, 2010

Kensington Close Hotel



「このホテルでUS$200越すのかぁ〜.....」
友人と部屋に入って開口一番に出た言葉。
部屋も狭く、客室には冷蔵庫もない。
水回りもそれほど清潔感があるわけでもなくて
しかもシャワーの出も良くない。
「で、でも、これも英国って感じねぇ?」
と二人で苦笑い。
どうせ旅行をするのなら楽しまないと損しますから。
泊まるのに困るレベルではないですし。

ホテルに恵まれたアジアと違って
ロンドンのホテル事情は売手市場。
このホテルは、ロンドンの一般的な中級ホテルに相当すると思います。
ロンドンでいい!ホテルに泊まると最低ラインでUS$500は欲しいところ。
なかなか泊まることの出来る値段ではありません。
勿論、旅のスタイルは様々ですけど
程々の価格のツアーでしたらこのホテルで充分です。

このホテルで予想外に良かったのは食事です。
昔ロンドンを訪れた時の悪〜い記憶もありましたし、
ホテルの部屋から想像すると
とてもじゃないけれど、このホテルの食事は期待出来ませんでした。
翌日の朝、妙に早起きしてしまって
私たちが予約したプランに朝食がついていたので、
「無料だし、不味くても別にいいじゃない?」
と軽口を叩いてレストランに向かいました。
レストランに着くとなかなかいい雰囲気じゃないですか。
店員さんも非常にテキパキして感じもいい。
「なんか、良さそうね」
「うん」
なんて会話をしつつ席に案内されるとビュッフェ形式なので
気軽に食べられるし、卵もきちんと調理しているし
ちょっといいかも。
あれま。非常〜〜に美味しく食べられました。
パンもなかなか美味しい味でしたしね。
食事付きのプランの人は一度は食べてみて下さい。
私たちは毎回楽しみに食べておりましたよ。

サマセット・モームだと思うのですが、
英国に来ていい食事をしたければ朝食を毎回取ることだ。
という言葉を残していて
この時の滞在でたしかになぁと痛感しました。
お昼に適当な店に入ったところ
英国料理はまずい!を絵に描いたような体験をしまして。
それからは朝はホテルでしっかり食べてから
昼はパブかサンドイッチを適当に。(パブの食事は悪くなかったですよ)
夜はクリシュナ教の配給に行ってみたり、
中華を食べたりエスニックに走りました。

クリシュナやシク教の配給ってただなんですよね。
クリシュナはわからないのですが、
香港でも灣仔にシク教のお寺がありまして、
配給を毎日していました。
この食事の慈善活動は違うカーストとは食事を一緒にしないヒンズーに対する
抗議の一環としてはじまったようです。

ロンドンのクリシュナの配給をどうしても一度食べてみたくて行ったのですが、
味は確かに美味しいのですけど.....
ものすご〜く貧しそうな人も多かったり、色々感じまして......
二度目はないと思います。


Kensington Close Hotel
Wright's Lane
London, W8, United Kingdom
Map
Web

Khalsa Diwan (Sikh Temple) Hong Kong,
371 Queen's Road East, Wanchai, Hong Kong
http://www.khalsadiwan.com/

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