


今日はホテルの話から話題を変えましょう。
わたしはミッドタウンに住んでいたのですが、
週に1度か2度食事をしにこのエリアに行くことがありました。
アッパーイースト全体にいえるのは
わたしの住んでいたミッドタウンなど話にならないほど
シックで優雅。
それこそ歩いてるだけでうっとりするような.....
同じUptownといっても
イーストとウエストではまったく違うんです。
当然、イーストの方がアッパーです。
たまにいくレストランではJacqueline Kennedyが
よくひとりで食事をしていました。
ニューヨークには有名人を見ても決して
騒がないという不文律がありますが、
我が家でもそれを守り黙っていました。
たまに田舎から頑張って来たような
オマハライクな家族に写真を一緒に〜なんて
言われて彼女が対応しているのを見ると
可哀想に思えてきました。
子どもながらに思っていたのですが、
彼女は素敵な洋服を着ているし、
スタイルだっていい。
もちろんお金もたくさんありそうだ
彼女が世界的に有名な人だとわかってはいるけど、
どうも幸せそうに見えませんでした。
彼女が住んでいたのはグッゲンハイム美術館の隣組。
ここはニューヨークでも屈指の地価を誇るエリア。
不動産が下がったといわれるいまでも
彼女の住んでいたCoopは驚くなかれ
$32,000,000(27億円)+月々1万ドルの管理費.....
それに固定資産税が高いので
日本の小金持ち程度にはまず住めないのです。
しかも、お金の面でクリアしても
Coopは住民全員の賛成がないと住めないので
恐らく、有色人種に門が開くことはないでしょう。
グッゲンハイム美術館は建物も有名で
観光で見に行く人が多いと思います。
この美術館の特徴として見学のルートをあげたいと思います。
まずエレベーターで建物の最上部に上って、
通路の壁面に掛けられた作品を見ながら順路を進んでいくと
自然に階下へ降りるようになっているのです。
このシステムを採用している美術館はまずないですよね?
個人的には便利なシステムだと思うのですが、
ライトの建築自体の自己主張が大きすぎるとか、
床が傾斜しているせいで鑑賞者が落ち着かないと、
批判を受けているのも事実です。
それでも、個人的には周囲の雰囲気もセットで
評価できるし見に行く価値はあると思います。
Solomon R. Guggenheim Museum
1071 Fifth Avenue
New York, NY 10128-0173
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Website
Jacqueline Kennedy Onassis Home
1040 Fifth Ave.
New York, NY 10128
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Real Estate
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